やっと起き上がった。

 かつて、【自己愛性パーソナリティ障害患者の身の上話】というBlogで系統だって書こうとして巧くいかなかったので、その時そのときの状況や情動の動きを記していこうと思う。


 1ヶ月以上にわたり寝込んでいた。今、こうやって机の前でPCに向かっているのが奇跡のようだ。シャワーも浴びられないし(ちなみに寝込んでから現時点まで、まだ入れていない)週に1度、通院するのも死ぬ思いだった。

 出掛けるどころか起きるのも苦痛で、顔も洗えなかった。Eメールのチェックもできなかった。たまに無理して起きてTVerでTVドラマを見ようと思ったのだが、例えば「東京タラレバ娘」を見て愕然とした。

 三田国際ビルが出ている… 和朗フラットが出ている…。前者は歩いて20分ほどの距離、後者はバスで10分ほどの距離。そこまでも行けないという絶望感で愕然というよりショックに近い感覚を覚えた。

 そのようなことで今期はTVドラマは見ていない。それでも「逃げるは恥だが役に立つ」は見ているので、前期はTVは見られる体調だったということだ。しかし、寝込んでいるときには、そのような時期が来るとは思えない。

 かつて、精神科クリニックのデイケアに通っていたとき、重度の精神病の女性で、何か言われると「できない」と言う女性がいた。ずっと「軽々に『できない』と言うな」と思っていたのだけど、実際になってみると、努力をすることもできないのだ。

 皆さんの納得が行く説明はできない。「できないものはできない」としか言いようがない。起きようと思っても起きられない。シャワーを浴びようと思っても水を浴びただけで辛くて断念する。この「辛くて」という表現も適切でない気がする。


 数年前、私は心臓が針の筵の上で転がされているような感覚がして24時間、休まることがなかった。のちにエコノミークラス症候群で救急搬送されたことがあったが、そのときと同じくらいの苦しみだった。

 心臓が苦しくて起きていられない。夜になっても、その苦しみで目が覚めて1時間も寝ていられないという有様だった。当時の主治医に訴えても「ゴロゴロしていたいための言い訳」「夜更かししていたいための言い訳」と言われた。のたうち回っている人がゴロゴロしている人より偉いとはいえないとも言われた。

 理由を訊いても「パーソナリティ障害だから」と言われるだけ。○×だからパーソナリティ障害ではなく、病名が先にありきなのだ。転院を決意したものの、そのような体調で、どうにもできない。家族は両親と、今は音信不通の叔父がいるだけ。

 両親は「痛い処を突かれて医者を変えるなんて言語道断」という手紙を送って来るし、叔父は知り合いを通じて「まさかゴロゴロしていないだろうな!」「まさか自炊しないで買い食いしたりしていないだろうな!」などと脅迫してくる。

 脅迫を仲介してくる人間も、親に言われたことを着実に私に伝えるし、私が寝ているとか、ゴロゴロしていると取れるように親に伝える。1日に100回、電話をして来たり、正直いって変な人なのだが、そんな人しか頼る人がいないのだ。

 近所の精神科クリニックに片っ端から電話をしたら、唯一、今、通っているところだけが診てくれるという。そのクリニックに転院したら「親からの虐待までは行かないまでも、それに近いことのPTSD」と言われた。