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叔父の話、続き。

 叔父が変な人間なのは、もっと早く気が付くべきだった。東京では警察が住民名簿のようなものを作るために巡回に来るのだが、それを

「警察が来た、お前みたいに怪しい奴がいるからだ」

といって私を責めた。

 新卒でブラック企業に入って、基本給が安いので長時間使えるから、新入社員の私は毎日タクシー帰りだった。会社からワンメーターだし。

 それを、叔父は「会社が新入社員を、そんなに使うわけがない。毎日、六本木で豪遊して終電がなくなっているに決まっている」といって専業主婦以上の家事をさせた。

 これも学生時代の成績同様、常識で考えれば解るはずだ。新入社員が六本木で豪遊できるほどの金を貰っているはずがない。

 結果、私は腕の骨を疲労骨折した。それも、医者に行かせてくれなかったから、腱鞘炎になってレントゲンを撮ったときに「骨折して変に癒着していますよ」と言われる始末。

 自分で家を追い出しておいて、その後の干渉というか虐待ぶりも酷かった。留守中に上がり込むのなんて軽い方。辛くなってきたので改めて書く。