心臓が針の筵の上で転がされているような感覚と恐怖心。

 見直してみると1回、書いたようだが、改めて書く。私の記憶は不確かで、そんなことさえ忘れてしまったり、10年前の出来事が1年前のことのように思い出されたり、その逆もある。

 

 数年前、心臓が針の筵の上で転がされているような感覚を味わった。ネットで「心疾患より辛い」と書いたら「心疾患をバカにするな」というコメントをいただいた。

 しかし、実際、エコノミークラス症候群で救急搬送されたときより苦しかった。それ以上の苦痛が24時間、続くのだ。

 やっと1日が終ったと思っても、寝ると心臓が突き刺されるような感覚で1時間もせずに目が覚める。

 当時の主治医に訴えても「ゴロゴロしていたいための言い訳」と言われ、眠っていられないと言っても「夜更かししていたいための言い訳」と言われた。

 しかし、本当に心臓が針の筵の上で転がされているという以外、表現できない苦しさなのだ。それが1年続き、髪の毛は総白髪になった。

 今朝もそうだが、今でも、恐怖感に襲われることがある。あれは何故だろう。汚部屋になった寓居で、すべてを失ったときの恐怖を考えるからだろうか。

 とにかく恐怖で、驚かされている状態が何時間も続くことが、ままある。あの感覚は味わいたくないと思うが、また味わう。

 味わったことがある人しか解らない感覚だろうと思うが、あの感覚は、味わない方が良い。