猛暑日に思う。

 小さいころ、私は夏は40℃を超える部屋に閉じ込められ、見張られ、トイレにも行かせてもらえなかった。何度も倒れて病院に運ばれ点滴を受けた。今でも親の中では「私が虚弱体質だから」ということになっているが、単に熱中症だったのだと思う。

 専門学校で就職のために車の運転免許を取れと言われても「そんなものは会社で取らせてもらえ」と言って憚ららなかった。50歳近くになる今でも「お前は危ない運転をするに決まっている」と言って家の車には指1本触らせない。自分たちは事故で数台、廃車にしているのに。

 他にも猛勉強して大学に受かっても「勉強なんか嫌いなものに決まっているから机に向かって長時間勉強なんてしているわけがない、どうせボーっとしているだけだ」と言って大学にも行かせてくれなかった。「大学に行かなくても立派にやっている人は沢山いる」って、てめぇらは高校から私立で大学まで行ってんじゃないか。

 

 夏の暑さで、こんなことを連鎖的に思い出し泣きたくなる。